はじめに
せっかく山に登ったからには綺麗な景色をファインダーに収めたいと皆さん思いますよね?
でも、帰って家で見てみると、どこか単調な写真ばっかり…。
そんな経験ありませんか?

そこで今回は
山で簡単に実践できる素敵な写真を撮るポイントを今回はお伝えします。
良いカメラを持っていないし…という方でも大丈夫!
今回紹介するのはスマートフォンでも使える知識なので是非役立ててください^^
目線のままの景色を撮らない。
自分の目線そのままで撮ると変化のないただの記録写真になりがちです。

思い切ってしゃがんでみたり、背伸びをして見慣れない目線から撮ってみましょう!
登山道も迫力のある景色に変わりますよ^^

この写真はしゃがみこんで下から狙ってとってみたものです。
普通に歩いてみる景色をそのままとるのではなく、ぜひとも人間の目線から外してみましょう!
見慣れない景色にいい意味で見る人に違和感を与えるのです^^
奥行感を意識して撮ろう!
山頂からの広大な裾野、景色や中腹から見た尾根など登山をしていると様々な景色に出会います。
ただ、撮影対象が大きくなればなるほど、単調な写真になりがちです。
それは『1枚の中に比較対象がない』からなのです。
遠くの景色だけ撮影しても、写真の中だとそれがどれくらい大きなのものなのかわからなくなってしまいます。
実際に登っているときには周りの景色などから無意識に情報を得ているから、距離感が自然と分かっており、「広大さ」や「大きさ」を肌で感じる事ができるわけです。
そこで、情報量を増やして『奥行感』を伝えてあげましょう!
例えばこの写真
連なる山々を撮ってみた写真であまり悪くないように感じますが

どこか奥行き感がわからないので
山の大きさを表現出来ていないような感じに仕上がってしましました。
なので手前にあったケルンを入れて撮ってみました。

どうでしょうか?
先ほどの写真より、奥行き感が出て距離感や山の大きさを表現できているように感じませんか?
ほかにも登山者などを入れてみると良いです。

山の大きさが伝わってきますよね?
このように奥行感を意識して撮ると、山の壮大さが伝わる1枚になりますよ^^
三分割法を覚えておこう!
iphoneなどで写真を撮影するとき、よく#のような格子の枠線が出てきます。
実はこれとっても重要な線なんです!知ってました?

この罫線、「三分割法」という構図で写真を撮るときに非常に重要な線なんです。
三分割法で写真を取れればバランスの取れた良い写真を撮れる!というわけなんです。
この線をどうやって使うのかというと…
各線が交わるところ(下の写真の赤●のポイント)のいずれかにメインの被写体を合わせて撮ってみるだけ!

写真に広がりが出てバランスのいい写真に仕上がるんです。
これをで写真を撮ってみた例が下の写真になります。

どうですか?
写真全体を使って表現できているように感じませんか?
良く陥りがちなのが「日の丸構図」と呼ばれる構図です。

真ん中にメインの被写体と持ってくる構図のことを指すのですが、どうしても小ぢんまりとしてた平凡な写真になりがちです。
三分割法を活用することで通の写真になること間違いありません。
まとめ
ということで今回は写真の撮り方についてレクチャーさせてもらいました。
これらのポイントは1枚の写真で全て網羅する必要はありません。
ケースに応じて選択して使い分けたり、
複合して使うようなイメージでいいと思います。
ちょっと工夫することで出来る上達テクニックですので
是非ともチャレンジしてみてください。
ではまた。
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